シワの原因に紫外線あり

シワのできる原因については2つ説があるといいます。これは三石巌博士の著書「ビタミンCのすべて」だったかはっきりお覚えていませんが、一つは紫外線説、一つは細菌説という説明だったと思います。

今では紫外線主犯人説がかなり通っているのですが、紫外線が皮膚を照射すれぼ、水の遊離基(ラジカル)をつくります。紫外線説は、つまるところラジカルによって架橋構造ができることで説明できるということです。(ただし、ラジカル(遊離某)は、紫外線がなくても発生することは可能です。)

何らかのエネルギーの凝縮でもいいですが、シワ=架橋構造というように簡単に考えてもらってもいいです。シワの多い人をよく観察するとわかりますが、直射日光にさらされる機会が多い人ほど、このシワが多くなります。

市販の日焼け止めクリームには、よくご存知の通り紫外線吸収材が含まれています。さらにラジカル(遊離基)も一因とすればラジカル(遊離基)を捕捉するシステイン、ピタミンEの両者も、シワの予防になると三石博士は結論しています。

シワ以外にも美容上の問題として、色艶の「ツヤ」があります。三石博士によると皮膚のみずみずしさは、タンパク質によるのではなく、粘質多糖体の働きによるものとされています。「粘質多糖体」とはつまりコンドロイチン硫酸などをさすようです。

コンドロイチン硫酸は本質的に水との親和性も高く、多くの水を含有することができます。粘質多糖休には、硫酸をふくむコンドロイチン硫酸の系統のものの他にも、硫黄分子を含有しない系統のものがあります。粘質多糖体の構造がどういうものとしても、体内の硫黄は含硫アミノ酸からの誘導体であるのは容易に予想がつきます。(タンパク分解酵素で、皮庸の断片を分解処理するとコラーゲンは溶解して、残渣として粘質多糖体が残ります。)

皮膚は、老化とともに含硫黄コンドロイチン硫酸が減少し、硫黄を含まないコンドロイチン硫酸が増加するといいます。要するに、年をとると、皮庸から硫酸分がぬけるので、ツヤが悪くなるというのが三石博士の見立てです。これは硫黄が少なくなると架橋構造がとりにくくなり、弾性がおちつきてハリがなくなるとみていいでしょう。

とすれば皮膚の美容にも、やはりタソパク質が必要だったということにたどりつきます。コンドロイチン硫酸の結合にはビタミンAが補酵素として重要な役割をします。良質タンパクとともにビタミンAということになると、卵にまさるものはありません。よく美容のパックに卵白バックが使われるということは、やはり合理的な裏付けがあるとかんがえてもいいのでしょう。


posted by ビタミンC at 16:00 | TrackBack(0) | シワ
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